防盗金庫を自分で運んではいけない理由
重量のある防盗金庫は素人では運べない
金庫といえば一般的には耐火金庫のイメージですが、耐火性に加えて防犯性も高められている防盗金庫というものがあります。
防盗金庫は名前のように盗難を防ぐことに重きが置かれているので、簡単に壊れないようになっていますし、金庫ごと運びだされないように重量も重いのが普通です。
防盗金庫の重量の目安は最低でも100kg以上ですから、当然のことながら大人数人がかりでも、持ち上げることすら難しいことが分かります。
また大きさも大きいので、防盗金庫は搬入や搬出に使える経路が限られる傾向があります。
こういった性質から、防盗金庫は自分で運ぶことはおすすめできませんし、無理に持ち上げようとすればそれだけで腰を痛めたり怪我をすることが懸念されます。
100kg以上の重い、大きい防盗金庫を運んだり移設したいのであれば、重量のある金庫の取り扱いに長けている専門業者に相談するのが正解です。
都市部だけではない、金庫専門運搬業者
このような業者は東京や大阪といった都市部だけでなく、新潟県にも存在していますし、選択肢があって相談先を選ぶことができます。
専門業者の強みは、重量も大きさも苦にせずに済む技術と経験、ノウハウを持っていることで、大抵の依頼であれば引き受けられることです。
つまり一般的な引越し業者が無理といって投げ出すような依頼についても、専門業者なら引き受けて依頼通りに運んでくれるわけです。
経路に玄関や通路、階段が使えるケースなら、人力で防盗金庫を持ち上げて運んでくれます。
ただ100kgの塊を持ち上げるのは簡単ではありませんし、4人掛かりでも1人あたり25kgの負担となります。
移動中にバランスを崩せば1人に25kgを超える負担が掛かったり、他の人も連鎖的にバランスを崩す恐れがあるので、実はとても危険で集中力を必要とします。
経験豊富な専門業者にとっても、100kg以上の防盗金庫を運ぶ難易度は高いので、知識も経験も持たない人が安易に運んではいけないのは明白です。
専門業者なら周囲への配慮も万全
幸いなことに、専門業者には階段以外の経路の選択肢もありますし、最適と思われる方法を選択して、十分に安全に配慮した上で作業をしてくれるので安心です。
配慮というのは養生だったり安全確認などのことですが、これは吊り作業を行う場合も当てはまります。
吊り作業はロープを金庫に掛けて持ち上げる、文字通り吊り上げたり吊り下げる作業を指します。
車両が入れる場所ならクレーン車も使用されますが、狭い場所だと人力で持ち上げられることもあります。
時に10名以上のチームで対応が行われることもありますから、専門業者は頼もしいですし、やはり自分で運ぶよりも任せる方が断然安全です。