一般では運ぶと危険!耐火金庫の運び方
金庫は安全性が一番
会社の書類の中でも非常に重要なものは、紛失するわけにはいきません。
この場合には、昔から金庫の中に管理をしておりそれが外部に持ち出されないようにすることが重要になります。
このような金庫は社長室などにあるケースがほとんどですが、その金庫といっても安全性が高くなければ所有している意味もないでしょう。
1つは重さの問題がこれに該当します。
重さは5キログラム程度ある40キログラム程度しかない場合には、1人の大人の男性が簡単に持ち出せてしまうため、泥棒などの被害にあった場合いくら厳重に鍵を閉めておいても意味がありません。
バールなどでこじ開けようと思えば時間をかけてこじ開けることができますので、まず重量が重要になります。
重量に関しては、その金庫の種類によって異なりますが、重たいものは500キログラム以上あると言われています。
さすがに1人の人間が500キログラムある金庫を移動させることができず、仮に2人から3人だとしても、まず移動させる事は不可能になります。
それほど重量は必要ないかもしれませんが、100キログラム以上ある場合でも、大人が2人で移動する場合も相当な時間を要するかもしれません。
泥棒等が入った場合には、この重さはとても重要になるわけです。
耐火金庫は性能が良い分とても重たい
大型で重い金庫に関しては、耐火性に優れているものも少なくありません。
耐火性と言うのは要するに、火災が発生した場合に中のものが燃えないような作りになっていることです。
火災の時の温度は1000度を超えると言われており、通常の金属でも曲がって中身の紙などが燃えてしまう可能性も否定できません。
そこで特殊な素材を使うわけですが、この特殊な素材を使った時に重量が増すわけです。つまり、持ち出しにくさと兼ねて耐火性を実装することにより大抵の金庫は人間ではなかなか持つことができない重さに設定されています。
もし会社等で引っ越しなどを行う場合やあるいは模様替えをして金庫の場所を移動させるときには、作業中に腰を痛めるケースも少なくないでしょう。
金庫を通常低いところに置いてあるため、それを持ち上げるときにぎっくり腰になってしまう可能性があります。
例えば200キロのものを2人位で運ぼうとしても、まず難しいと言えるでしょう。
ジャッキアップなどの特殊な道具があれば良いですが、普通の会社にそのようなものが置かれているわけがないです。
この場合には、都内にある専門業者に任せた方が、確実に安心といえます。