専門業者ならば特殊作業が可能

金庫には、人力では動かすことができない重量物や2人以上であれば何とか持ち上げて運べるものなど引越しのときには金庫の種類で専門業者に委ねなければならないケースも少なくありません。

会社の中には重量のある金庫を所有している、会社の移転に伴い金庫の引越しをしなければならないとき、重量があり人の力では動かせないようなものは専門業者でなければ引越しは難しい課題になりがちです。

人が動かすことができるものは引越し業者に委ねることもできますが、この場合もサイズが大きくて運び出す通路が狭くて搬出が難しいときはユニック車などを使った特殊作業が必要です。

クレーンを使って室内から吊るしてトラックに載せる形になるので、クレーン操作も必要です。一般的な引越し業者はこのような作業をするためには前もって相談することで対応してくれる会社もありますが、ピアノの輸送や金庫の輸送などは特殊作業が必要になるので、引越し業者とは別に専門業者に相談して手続きを進めておく必要があります。

格安を理由に依頼は危険

インターネットを使うと、特殊作業が可能な会社を見つけることができますし、格安料金で対応しているので費用の負担が少なくて済むメリットもあるなど、このような会社のホームページを見つけると直ぐにその会社に連絡して搬出の依頼をする人は多いといえます。

しかし、格安になっていても特殊作業が必要になると別料金、しかもその金額が割高になっていて相場よりも多くの費用が掛かるかもしれません。
そのため、相場を知るためにも1社だけで決めるのではなく、いくつかの会社をネットで見つけ出して相見積もりで金額の比較をすることが大切です。

格安料金なのでお得感がありこの会社に決める、これは物損保険の加入有無を行ってからなら良いのですが、保険に加入していない業者に金庫移動を頼んで移動のときに壁や床に目立つ大きな凹みを作ってしまったり共有部分の壁などにぶつけて壊してしまう、金庫を落としてしまうなどで金庫そのものにダメージを与えてしまい弁償できないのでは困ります。

物損保険は加入していることでもしもののときの安心に繋がるものなので、重量がありサイズが大きな金庫移動は保険加入していることが基本です。

それと、専門業者の場合は金庫を分解して移動せることができる、このような技術力を持つので通路が狭くて運び出せないようなところでも経験から得た技術やノウハウで的確な判断により金庫移動を実現してくれます。