金庫の処分の際は専門業者へ

金庫を購入して使っていても、さまざまな事情で使わなくなるケースがあります。
引っ越しで不要になることもあれば、新しいものを購入して、そちらに中身を移すこともあるでしょう。

いずれにせよ古くなってもう使わないなら、いつまでも残しておかず処分しなければなりません。
とはいえ、基本的には自力では不可能であり、何らかの方法を検討する必要があるでしょう。

自治体に任せるという方法もありますが、金庫のサイズが大きいと対象外になりやすいです。
粗大ゴミとして廃棄できる場合でも、地域の廃棄センターに自分で持ち込まなければならないケースが多いです。

そのような負担を負うぐらいなら、専門業者に依頼するのが得策といえます。
そう言われても、どこに任せればいいのか分からないという人もいます。インターネットで検索すれば多くの専門業者がヒットするでしょう。

しかし、安易に選んで頼んでしまうと後悔する結果になりかねません。
処分する能力がなければ同店不法投棄をしてしまう恐れすらあるのです。

実績と保証のない業者は危険！

そこで重要になるのは実績・保証を事前にしっかり確認することです。
いろいろな方法で調べられますが、やはり手軽なのは公式サイトを見ることです。

創業した年や担当した案件などが書かれているでしょう。
過去にどのようなタイプの金庫を扱ったのかチェックしてください。

実績の部分に金庫と書かれているだけでは安心できません。
小型のサイズしか使ったことがないケースも見受けられるからです。

自分の金庫も小型であれば問題はありませんが、そうでなければ対応してもらえないリスクがあります。
保証に関しても細かな点まで検証しておく必要があるでしょう。

たとえば、万が一運搬中に建物を傷つけた場合、どれぐらい直してもらえるのか確認を要します。

上記のチェックはあくまでも最低限のものです。
実際はやはり担当者とやり取りをして、信用に値するか判断しなければなりません。

そして実際に金庫を見てもらったうえで判断することもポイントになります。
メールや電話でのやり取りだけでは、分からない点が多くあるからです。

金庫のサイズ的に問題がなくても、通路の狭さなどによって運び出せない事例もありました。
そういったトラブルを未然に防ぐために、現地調査可能な業者を選択することが不可欠です。

無料で現地調査を実施しているところも多く、コストを抑えたいなら有力な選択肢になるでしょう。無理をして自分で搬出しないように注意してください。