金庫 移動・運搬センター

金庫移動の業者選びのポイントは「経験豊富」かどうか

金庫移動の現実

金庫の移動は、会社の移転のときや部署異動に伴うレイアウト変更のときに発生する作業です。取っ手が付いている小型タイプの金庫なら、人がそれを別の場所に簡単に移動させることができますが、200キロや300キロなど重量があるものは人力で運ぶことは困難です。この場合は、専門業者に頼んで金庫の移動が必要になって来ますが、このような作業は頻繁にあるものではありませんので、大半の場合が専門家の選び方で悩みを抱えるといっても良いでしょう。

金庫を動かすとき、台車などを利用すれば比較的簡単に移動させることができるイメージを持つ人も多いといえます。てこの原理を利用して台車に載せる、あとは移動先までそれを運んで下ろせばよいわけです。しかし、実際にやってみると想像以上に手ごわいことが分かりますし、そもそも台車に金庫を載せることはナンセンスです。台車はある程度の重量物を載せることはできますが、200キロや300キロの重量があるものを載せると車輪が壊れてしまいますし、てこの原理で載せようとしてもびくともしないのが現実です。

専門家を利用することで経験豊富な人員の確保

専門家の場合は、要領を把握していることや金庫の移動に特化した器具を保有しているので素人が無理だと感じていても比較的簡単に移動させることができます。ただし、金庫の移動に特化している会社を決めるときには経験豊富な人員の確保ができることが先決です。重量物を移動用の車両に載せるためには数名での作業が必要になりますし、すべてのスタッフの経験が成功に導くといっても過言ではありません。サイズおよび重量にもよりますが、2~4人程度の人数で専用の車両に載せてそれをトラックに積み込む形になりますが、このとき金庫が2階や3階などの高所にある場合は、エレベーターに積載できない場合はクレーンが必要です。

クリーンで金庫を吊るして地上に移動させる、後はそこからトラックに載せるといった流れで行うことになりますので、クレーン作業ができる空間も必要になって来ます。もっとも、金庫を購入してオフィス内に搬入するときもクレーンを利用して行っている場合であれば、車両を止めることができるスペースの確保はできているので問題はないのですが、搬入したときと状況が変わっていると難しいこともあります。このようなケースでも専門家を利用することで経験から得たノウハウを持っていますので、最も安全で確実な方法、そして経験豊富な人員の確保により安心して金庫の移動が可能になります。