金庫の移動費用:予算内での安全な移送方法を解説
金庫の移動は費用が掛かったとしても専門業者に委ねる
重量が200キロや300キロの金庫を移動させる場合、素人でやろうと思っても動かすこと自体困難です。無理をすると作業者は腰を悪くしてしまうなど人災のリスクもありますので、金庫の移動は費用が掛かったとしても専門業者に委ねるのが安心に繋がります。金庫の移動では、場所によりクレーンを使う必要が出てきます。1階の事務所に設置しているものを運び出す場合なら、専門家に委ねることでクレーンなどを使わずに運び出すことはできますが、重量物になるので階段を利用できないこと、エレベーターがあったとしても積載量を超えてしまえば使えません。
金庫を運ぶときの予算は1階と2階以上で違ってくる
そのため、金庫を運ぶときの予算は1階と2階以上で違ってくると考えておいた方が良いです。また、クレーン作業は階数が少ない場合はユニックで行うことはできるのですが、高層階になってくると高層階用クレーンが必要です。ユニックの場合は、22,000円くらいから対応している業者さんも多いのですが、高層階用クレーンになると65,000円以上の費用が必要です。それと、クレーンは2階の場合と3階の場合、4回の場合など階数によって費用も変わるといいます。例えば、2階への吊り上げ・吊り下げは22,000円から、これが3階になると27,000円、4階になると32,000円といった具合に料金がアップします。
重量がそれほど大きなものでなければ人力での手吊りで行うこともできますが、人力の場合はクレーンを利用するよりも割高になるようです。人力は、主にクレーン車が入ることができない場所での金庫の搬出・搬入の際に利用する方法ですから、一般的な金庫の移動はクレーンを使うことが想定されます。
金庫の重量ごとの移動における金額
ちなみに、金庫の重量ごとの移動における金額は、100キロ未満のものは11,000円~33,000円が目安で、100キロを超えて200キロ未満のものは11,000円~44,000円、200キロ以上300キロ未満では22,000円=55,000円、そして300キロ以上400キロ未満では22,000円~66,000円が目安になります。これはあくまでも基本料金で、クレーンを利用したりユニックを使ったり、人力などによる搬出・搬入によって金額が変わります。そのため、金庫の移動を行うときには経験豊富な専門業者をインターネットを使って見つける、最低でも3~4社に対して見積もりを依頼してから依頼先を決めるやり方をおすすめします。