事務所移転に伴う、新しい金庫の導入時

事務所移転に伴い、今まで使用していた金庫を処分して移転先では新しい新型の金庫を導入したい、このようなケースも少なくありません。

ただ、金庫は産業廃棄物で処分ができるのだろうか、会社を経営する人や担当者ははこのような疑問を抱くケースもあるのではないでしょうか。

事業系のゴミは産業廃棄物として処理することになりますので、家庭から出される粗大ごみとは扱いそのものが異なります。

また、粗大ごみ回収の場合でも金庫は対象外になっているのが主体ですから、どのような方法で処分すべきか分からない人もいるかもしれません。

火災から守るために設計された耐火金庫は、粗大ごみ回収では対応していませんので、どのようにして廃棄すべきか分からない人も多いようです。

金庫を処分する４つの方法

金庫を処分する方法としては、購入したお店に引き取って貰う方法や不用品回収業者に依頼するやり方、金庫回収を専門にしている業者に頼む方法や個人で売却する、4つの方法が有力です。

一番簡単だと思われるのは、購入したお店に引き取って貰うやり方になりますが、そのお店が現在でも営業していることと購入してからあまり年数が経過していない場合には使えますが、20年以上も前に購入した場合や購入してから事務所移転により遠方に移ったときには利用できないかもしれません。

新しい金庫を購入するときに、引き取って貰う方法もありますので買い替えの場合はお店に相談されると良いでしょう。

この場合、購入する商品によって引き取りが無料になることもありますが、引き取りだけの場合は有料になりますので事前にどのくらいの費用が必要になるのか確認することをおすすめします。

不用品回収業者の場合、どのようなものでも回収してくれますし金庫も例外ではありません。

ただ、重量物で設置しているのが2階以上のときにはクレーン車を利用して搬出しなければなりませんので、その業者がクレーン作業が可能であることが条件です。

それと、不用品回収業者の中には悪質な会社も存在していますので、利用する前に口コミなどを利用して評判の確認と産業廃棄物収集運搬業などの許可を得ていることを調べてから依頼することが大切です。

金庫回収業者は、文字通り金庫を専門にしていますのでクレーン車を使って搬出して貰うこともできますし、有料ではありますが適切な方法で回収処分して貰えるので安心して利用できるメリットもあります。

個人で売却する場合は、搬出のためのクレーン作業が必要になりますが、引き取ってくれる知り合いがいることが条件です。