金庫 移動・運搬センター

金庫を階段で搬入するときの注意点と移動手法

個人の方でも法人でも大型の金庫の購入を検討する方は多く、耐火性があり窃盗被害を受けない金庫は注目されています。

首都圏全域対応としている専門店も複数ある

金庫はインターネットから探せば首都圏全域対応としている専門店も複数あるので、購入に関してはインターネット上から重量や内容量、スペックなどを確認して簡単に発注することはできます。

一方で重量がある金庫で大型のタイプであれば、依頼者側は設置場所に移動させることは困難な作業になり、実際に総重量が80キロや100キロを超えている金庫も販売されています。

このレベルの金庫を階段で搬入することが必要とされた場合は、エレベーターが完備されていない物件になることから非常に苦労してしまうことも良くあることです。

階段で搬入するときの注意点は、金庫に対して傷を付けないことが前提になるので、引越し会社が利用しているような毛布のようなガードを巻き付けることは最善策です。

階段移動も可能な方法

重量物の場合、床面に置いてしまうと持ち上げる際にかなりの力を要することから、キャスター付きの台座などがあれば非常に楽になります。

ところがキャスター付きの台座の場合は平らな床面しか移動させることはできないので、階段移動も可能な搬入作業では、ピアノを輸送する専門会社のように、平たいロープを使って2名で肩に掛けて階段を上る方法が適切です。

金庫の重量によっては3名や4名が必要になる事例もありますが、殆どのケースで2名であれば不可能ではありません。

注意すべき点は、落下させてしまうと当然ながら金庫は破損してしまうものなので、ショルダー式のロープを使う場面でも確実に金庫から外れることが無いように徹底することが必要です。

搬入作業後の設置方法

階段を上って目的となるオフィスや自宅のドア前まで搬入作業を済ませた場合は、そのままショルダー式のロープで指定した設置場所に置く方法や、キャスター付きの台座に乗せて移動させる方法も使うことができます。

階段移動の場合は階数による違いはありますが、3階以上になると首都圏全域対応をしている金庫の専門店でも追加料金が発生する可能性はあります。

それでも自主的に搬入作業をすることは非常に困難と判断することができるので、やはりプロフェッショナルの力を借りることが最善策になります。

階段移動の場合では、コンパネを置いてスロープ状にした上で上に移動させる方法はありますが、下から支える人物が非力である場合は落下させてしまう危険性があるので、自主的に搬入作業を行って節約をするには力とハードルの両面があります。